皆さんこんにちは。双六問屋です。
見に来てくださりありがとうございます。
なかなかコロナが収まらないですね。もしかするとまた自粛生活か?との声も聞こえてきます。
自粛期間、と言えば、昨年のステイホームの時、Photoshopの試験を受けて合格したのでその時のことをブログにまとめます。
アドビ認定プロフェッショナル(Adobe Certified Professional)とは
PhotoshopやIllustratorなどを販売しているソフトウェア会社 Adobe(アドビ)が公認している、国際認定資格です。
以前はアドビ認定アソシエイト(ACA)という名前でしたが2021年6月から変更になりました。
受験料は、一般 10,780円(税込)、学割価格 8,580円(税込)です。(※2022年2月現在)
アドビ認定プロフェッショナル試験は、前半が選択問題、後半が操作(実技)問題と2つに分かれています。2つ合わせて制限時間は50分。問題を読む時間は含まれません。
Photoshopの資格は、他にもサーティファイが行う民間資格、Photoshopクリエイター能力試験があります。
私がアドビ認定プロフェッショナルを選んだのは、
①Photoshop自体を作っている会社自体が行う試験なので、内容がよさそう(ただなんとなく)
②サーティファイのPhotoshopクリエイター能力試験はスタンダードとエキスパートに分かれているのでどちらかを選ぶ必要がある。
③アドビ認定プロフェッショナルの方は国際資格なので、もし、海外の人や企業に説明する時に有利。
この3点が大きな理由です。
クリエイター能力試験だと、スタンダードだと簡単すぎて役に立たないとかないかな?・・・エキスパートだと難しすぎたりして・・・と迷い、それならいっそアドビ認定プロフェッショナルにしようと思いました。
試験を受ける前の私のPhotoshopレベル
趣味でPhotoshopを始めて1年半くらい。独学です。
You Tubeのサムネイルを作るために、画像の簡単な加工(色調加工、切り抜き)をしたり文字を重ねることはできる程度。
修復ブラシツールは、いらないものを消すために少し使えるくらい。
絵を描くためのブラシツールは使っていませんでした。
何か画像加工で知りたいことがあれば買った本や、You Tubeで調べて挑戦していました。
試験を受けようと思ったきっかけ
私は仕事でどうしてもこの資格が必要!というわけではなく、下記の2つの理由で挑戦しました。
ステイホームするために家にこもらないといけない状況を作った
もう誰も「ステイホーム」という言葉、使わなくなりましたね!
自粛期間に、自分を家から出ないようにするためにはどうすればいいか考えた時、「資格試験が控えていれば、受験料無駄にしないために家で勉強するだろう」と思いました。
私は会食はガマンできるんですが、外に撮影に行くのをガマンするのがきつかったんですよね。
試験が控えていれば、イヤでも家で勉強するだろうと考え、せっかくなのでPhotoshopの資格にしました。
Photoshopの全体をもっと知りたかった
私はPhotoshopを仕事で使うわけではないので、自分に必要な機能しか使いません。
もっと全体を知れば、Photoshopを便利に使うことができるはず、と感じていました。
それなら、資格の勉強をすれば全体が見えてくるのではないかな?と思い、資格取得を兼ねてイチから勉強することにしました。
合格までの勉強時間
約1ヶ月です。
私は全然計画的な性格ではないので、とりあえず試験の申込みをしてそれに向かって勉強する、という方法を取りました。試験日があんまり先だと、私は性格上だらけてしまうので短期集中!
昼間は働いているので、平日は夜に約1~2時間くらい、土日は5~6時間やってたかな?それも気分次第ですが、だいたいそれくらいやっていたような気がします。
アドビ認定プロフェッショナルの試験は、自分の好きな日程や会場から選んで申し込みができます。
会場によってはほぼ毎日実施している会場も。
試験日を先に決めて勉強をスタートするもよし、勉強をし始めてから試験日を決めてもよし。
試験料がけっこう高いので(一般10,780円)、できれば一回で受かった方がお財布に優しいですね。
勉強方法 ①アドビ認定プロフェッショナル 対策教材テキストを解く
公式サイトでも紹介されているこのテキストは、まず手に入れましょう。
Photoshopをある程度使いこなせる人であれば、このテキストだけでもいいかもしれません。
練習問題、回答と、ダウンロードできる学習用のサンプルデータ付です。
この本は、2020年12月末にて終了したPhotoshop CC試験に対応した公式テキストですが、アドビ認定プロフェッショナル Photoshop CC 2020の試験対策にも対応しています。
現在のアドビ認定プロフェッショナルは、Photoshop CC 2020 で少しだけソフトの使用方法が違うところがあります。その差分は、公式ページからPDFでダウンロードできます。
ブラウザがChromeだと、演習問題のPDFをダウンロードして文字化けしてしまう時があります。
その時には、Chromeの拡張機能にPDFリーダーを追加するか、Microsoft Edgeブラウザーを使って開くと正しく表示されます。
このテキストを使えば、試験がどんな感じかわかります。試験勉強対策にはこの問題集が一番いいです。
本当に、実際の試験とほぼ似ていました。
Photoshopの使い方も書いてありますが、試験問題の解説重視という感じです。
Photoshopの参考書としては使いづらいと思います
初心者の方や、あまり自信がない方はここから入ると、心折れちゃうかもしれません。
というか私は折れかけました。
勉強方法②Udemy 動画講座で学習する
いきなり公式テキストだと心が折れかけたので、どうしようかなと考えUdemyの動画講座を受けることにしました。以前受講した、Premiere Proの動画講座もとてもよかったので今回も利用しようと決めました。
Udemyは、世界最大級のオンライン学習サービスです。アメリカの会社Udemy,Inc.が運営していて、日本では進研ゼミで有名なベネッセが事業パートナーとして協業をしています。
めちゃくちゃざっくりいうと、動画学習のサイトです。
Udemyは有料の動画講座ですが、よくセールもしています。
講座によりますが、セール時は参考書1冊分くらいの値段で購入できるものがとても多いです。
Photoshopの操作方法は、参考書よりも動画講座で勉強した方が断然わかりやすいと思いました。
Udemyについては、こちらの記事で詳しく書いていますのでよかったらご覧ください。
「You Tubeで見る動画とどう違うの?」と考えていらっしゃる方にもおすすめの記事です。
私が受講したUdemyの講座はこれ
私が、アドビ認定プロフェッショナル試験を受けるために受講した講座はこれです。
アドビ認定プロフェッショナル試験用に作られた講座ではありませんが、まずこの動画で全体をつかむと、試験勉強をすごく進めやすくなりました。
試験を受けようか迷っている方にも、この講座はおすすめです。
コースを受講すれば、通常の作業は一通りやりやすくなると思います。
UdemyにPhotoshopの講座は多くありますが、クチコミの多さと、受講前にプレビュー画面で再生してわかりやすそうだったのでこの講座に決めました。
いやー、受けてよかったーーー!!
アドビ認定プロフェッショナル試験模試でもよく出てくる、「再サンプルについて」はこの講座を見てやっと理解できました。あと、対象物を保護した画像の引き延ばしとかこの講座受けなかったら知らないままだったかも。今でも結構使うことがあります。
サンプルデータも用意してあり、動画でまずは説明を聞く→やってみる→解説と進んでいくのでとってもわかりやすいです。
2022年8月4日追記 Udemyのオンライン講座を、効率よく進める方法をまとめました。
外出先でもデータ通信量を気にしなくていいオフライン再生と、再生速度を変える方法について書いています。
ぜひこちらもあわせてご覧ください。
勉強方法③ACA Photoshop CC 模擬テスト&演習問題(動画付)を繰り返し学習する
これを紹介しているサイトをあまり見ないんですけど、私はすごくおすすめです。1,650円(税込)。
ネットで申し込むと、メールにリンクが届きます。届くのは申し込んだ直後ではなく、2営業日以内です。
模擬テスト
試験の「選択問題」に対応した模擬テストを3回(1コース30問×3コース)実施できます。
各コース、終わったら採点結果が出てどの問題が間違えたかひと目でわかります。
これを、ひたすら満点目指して繰り返し解いていきます。
試験は、操作問題含めて50分です。(問題を読む時間は含まれません)
この選択問題を解く時間を短くして、操作問題に時間を割いた方が心理的に余裕を持てます。
演習問題
「操作問題」に対応した演習問題を3回(1コース25問×3コース)実施できます。
必要なサンプルファイルもダウンロードできます。
回答には解説動画もついているので、操作方法がわかりやすいです。
これも毎日、操作に迷いがなくなるようにひたすら解きます。
この模擬テストと演習問題は、利用期間が180日間と期限があるのでご注意ください。
ACA Photoshop CC WEB模擬テスト&演習問題(動画付)販売ページはこちら
おすすめの勉強法
勉強法②のUdemyでPhotoshopを一通り学習する
Photoshop CC マスターコース : 動画で徹底的に学ぶ! 確かな技術をマスターしよう!↓
勉強法①のテキストを1冊解く(できれば2周するのがベスト)
↓
勉強法③の模試と演習問題をひたすら解く
この流れで勉強するのがおすすめです。
まとめ Photoshopの試験は意味がないのか?→私はおおいに意味がありました
約1ヶ月間、上記のような勉強法を行いアドビ認定プロフェッショナル試験に合格しました。
「アドビ認定プロフェッショナルや、デザイン系の資格は意味がない」というネットの書き込みもよく見ます。「デザインの現場では、資格よりも成果物の方が大切だ」と。
その考えは正しいと思うのですが、私は「成果物を作るにも、Photoshopのこと知らなすぎ」でした。
一通り勉強すると、何か作ろうとした時に「これはこのやり方と、あれを組み合わせればできるはず」というのが思いつきます。逆もまた然り。勉強していると「こういうことができるのか!!」と次のデザインに活かすこともできます。
あと、資格取得できると単純に嬉しいです。「私、やるじゃん!」と思えるし、自己肯定感が高まる気がします。
「ちょっとPhotoshopの資格興味あるなー」という方も軽い気持ちで挑戦してみてはどうでしょう?
試験までは受けたくないけど、Photoshopの勉強を一通りしたい方もぜひUdemyの講座を受けてみることをおすすめします。自分のペースで勉強できますよ。
登録なし、無料で講座のプレビューを見ることができるので、一度どんな感じか見てみてください。
アドビ認定プロフェッショナル試験当日には、受験者IDとパスワード、受験票、写真付きの身分証をお忘れなく!
資格試験を受けても受けなくても、皆さんのPhotoshopライフが楽しいものになることを祈っています。
もし何か質問がありましたら、コメント欄にお願いします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
双六問屋でした。
PhotoshopやPremiere Pro、After Effectsをこれから始めたい方へ
アドバンスクールオンラインの『オリジナル通信講座セット(Adobe Creative Cloud 学生・教職員個人向けライセンス付き)』なら、Photoshop、Premiere Pro・After Effects他、Adobeのアプリが使い放題で年間39,980円、(12ヶ月で割ると1ヶ月あたり3,332円)なのでかなりお得です。
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課題や学習ノルマはありません。
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