皆さんこんにちは。双六問屋です。
さて、先日、フットボールアワー後藤さんのCD「マカロワ」が2022年上半期第一位というレビューを書きました。
そして、2022年9月16日、ビルボードライブ横浜にて行われた「LIVE マカロワ」に参加してきました。
あまりにも楽しく、面白く、素晴らしかったので感想を書きます。
※ライブマカロワ、配信チケット発売中です。好評につき配信期間延長されたそうです。すごい!
詳細は下記のツイートをごらんください。
内容は配信を見ていただくとして(有料コンテンツなので)、今回は私の感想をメインで書きます。
会場はビルボードライブ横浜
会場は、ビルボードライブ横浜。数々の大物アーティストがライブを行うライブバーです。
来月には小野リサさんや佐野元春さんが公演予定。
場所は、みなとみらいの観覧車のすぐ裏でした。
会場に着くと、すでに長蛇の列!!!
なぜ?!席はすべて指定のはず・・・と思っていたら、皆さん開場と同時にグッズ販売に並ばれた方が多かったみたいです。
なんと、グッズすべて完売したとのこと。ライブ中に「物販パパ」こと藤井隆さんから発表がありました。あれだけ並んでたもんねー!!私もアクスタとギターピックほしかったのですが諦めました。
オリジナルフードは開演前に完売。オリジナルドリンクは参加ミュージシャンの名前が。
ビルボードは、お酒や食事を楽しみながらいい音楽を聴く、大人な会場。
ライブの時は、出演するミュージシャンにちなんだオリジナルメニューが提供されるようです。
今回のライブマカロワで提供されたのはこちら。
今回私が注文したのは、「スカート」。甘めでとても美味しかったです。
笑っちゃったのが、カクテル「てるきん」。
後藤輝基様のいつもの割り方で3:7ってあるんですが、本当にいつものてるきんの割り方だとするといいちこを水道水で割ったものになっちゃいます。
フット・後藤 独自の“1人宅飲み”は麦焼酎を「そのまま水道水で割る」 (スポニチアネックス)
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/05/06/kiji/20220506s00041000524000c.html
訂正します。「いつもの3:7の割合」って書いてあるので、割り方が一緒の訳ではありません。
水道水のわけがありませんね、失礼しました。
藤井隆さんの気遣い、面白さ、そして
さて、いよいよ開演です。19時半ジャストにスタートしました。
まずはプロデューサーである藤井隆さんのご挨拶からスタート。
もうね、藤井さんの挨拶がすばらしいんですよ。
気遣いと面白さがとんでもないんです。
中でも印象に残ってるのは
「皆さんありがとうございます。皆さんのお陰で、定刻通りのスタートをすることができました。」
という言葉。
確かに、ライブの時って時間押しちゃうことありますよね。時間通りにスタートできるって大変なことなんだなと改めて思いました。他のアーティストの時も気をつけようとも。
ライブ中も何度も藤井さんは「皆さん明日もお仕事の方が多いでしょうし」「皆さん時間延長しても大丈夫ですか?」って気遣ってくれてすごいなーと思いました。
藤井さんの気遣いは、今回のライブの時だけではありません。
マカロワリリース時のタワレコインストアイベントの時。
後藤さんのサインをもらうための列を確認すると、さっとお客さんの近くに移動し、話しかけ、お客さんを楽しませていました。随所で気配りを感じます。
そして、今回のビルボード横浜での藤井さんの面白さ!!
やばかったですね!!私、何回爆笑したんだろう。
オープニングでの挨拶中盤、
「本当に皆さん足をお運びいただきありがとうございます。今現在、大雨が降り出したようです。」と話す藤井さん。
台風が来ていることもあり、「あー、さっきまで晴れてたけど降り出しちゃったかー」と思っていました。会場も少しザワザワ。
しかしその1秒後。スタッフに何か確認するような仕草をする藤井さん。
「降ってない?あ、雨降ってないそうですー。」
なんなの、その嘘!!!めちゃくちゃ笑いました。
あと、ステージ終盤。
後藤さんの音楽遍歴には、歌手を目指していたお姉さんの影響がとても大きいという話を、後藤さんと藤井さんで話している時。
(この日、会場にはお姉さんがいらしていたそう)
またもや、スタッフに確認を取る藤井さん。
「ビルボードさん、これ言っちゃっていいでしょうか?あれ?まだ告知しないほうがいいかな・・・」
その1秒後。
「10月6日、ここビルボード横浜で後藤くんのお姉さんがライブを行われるそうですー」
「できるかーーー」って後藤さん突っ込んでましたね。
あれ?ツッコミワード違ったかな??
とにかく受けました。藤井さんが当然のように発表されるので。
気遣い、面白さ、そしてもう一つ。
私が藤井さんすごいなーと思ったのは、感謝や好意を相手に真っ直ぐ伝えるところ。
お客さんにも、後藤さんにも、バンドメンバーやアレンジャーの皆さんにも。
全ての人に向けて、その人のいいところ、こんなところに助けられてる、あなたのお陰で夢が叶った、僕の癒し、大好きです・・・いろんな言葉で相手に好意を伝えます。
今回のステージだけでなく、これまでのインタビューやSNSでも何度も見受けられました。藤井さんのこういうところ、大好きですし尊敬します。
この藤井さんあっての、この後藤さんの言葉。
「『恥ずかしいです』は藤井さんの前では15年前から言わないようにしている。『やらない』はなしにしています。
VIDEOマカロワ 後藤さんインタビューより
私、この言葉大好きなんですよ。
全ての仕事やクリエイティブに通じることだと思うんですよね。
相手が自分を求めてきた時、全身全霊をかけて応える。
それで出来上がったのが今回の大傑作、アルバム「マカロワ」、そしてこれから始まる「LIVE マカロワ」です。
ミュージシャンてるきん、こと、フットボールアワー後藤輝基さん登場。
そして、今回のメイン、てるきんことフットボールアワー後藤さんの登場です。
いやーーーー、まず何より歌がうまくて、声に色気がある!!!
(衣装デザインした方、このリボンタイ、後藤さんに超似合う!!すごい!)
こーーーんなに歌でうっとり、トークで爆笑させてくれるアーティストは世界でただ1人でしょう。
なんと言ってもM1チャンピオンですし。
私は前回、CDマカロワのブログで
「後藤さんの魅力に一番気がついていないのは後藤さん自身。まるで少女漫画の主人公」と書きましたが今回もそれをめちゃくちゃ感じました。
ライブは、最初に藤井隆さんのご挨拶から始まり、今回のアレンジャー、スカートさん、ゼウスさん、カシーフさんのソロパートが続きます。
(このステージもよかったーーー。新しい音楽を知れました。ありがとう)
そしていよいよ後藤さんが登場。
1曲目は「こぬか雨」。
これ、バンドサウンドで聴けて素晴らしかったなー。
後藤さん、今回のライブツアー直前にコロナ感染されていたので体調大丈夫かな?と思っていたのですが、そんなこと微塵も感じさせない歌声。
会場大盛り上がり。後藤さんが会場に手を振り、指をさし、ファンサの嵐。
コロナ禍でなければてるきん大コールが起きていたことでしょう。
後藤さんのファンサ、本当に素晴らしくて、会場の皆さんも楽しそうで胸がいっぱいになりました。
ただ、なんとなく笑っちゃうんです。なんでだろう、と考えていたのですが、MCで謎が判明しました。
藤井さんと後藤さんのトーク。後藤さん自身は長渕剛さんの大ファンで、コンサートといえば長渕さんの「オイ!オイ!」みたいな掛け声や、水を口に含んで吐くパフォーマンスしか知らない、でもコロナ禍では当然それはできない。考えた結果が「水のペットボトルをバーベルにしてリズムを取る」だったらしい。
全体的に、曲のうっとりと、後藤さんのファンサの熱さがギャップがあってそれがまたギャップ萌え。少女漫画要素。
そして曲間のトークは、さすがバラエティ番組のMCだけあってめちゃくちゃ面白い。
アメトークのギター芸人回でも見た、トークに合わせて「ジャンっ!!」って音ならすやつ、爆笑したなー。
ノーナリーブスの小松さん、あの「ジャン」のためにドラム叩くのは生涯でここだけでは?
皆さんものすごいプロフェッショナルな方なので「ジャンっ!!」の音にアレンジが加わったのもすごい面白かったー。
会場大爆笑。きっとビルボード横浜史上一番、笑いで揺れた夜でしたね。
後藤さんのステージを見てて、やっぱりM 1チャンピオンっていう栄光を掴み取った人ってすごいんだ、と考えてました。
M 1チャンピオンになるために死ぬほど努力し(さらに、フットボールアワーは優勝後ももう一度挑戦している)、その後もずっと第一線で活躍し続ける後藤さん。
努力を努力と思ってないんじゃないかと思わせるくらい、当然のように努力してきた人だけが見せるステージ。
全力で目の前のお客さんを楽しませてくれることに真っ直ぐで、一点の曇りも恥ずかしさもない。
今回のライブマカロワではそのスーパースターっぷりを惜しみなく全部見せてくれて、笑いと感動で少し涙が出てしまいました。
最後の後藤さんのギター、めちゃくちゃカッコよかったですね!まさかギターソロ見られると思ってなかったので嬉しかったです。
かっこよすぎて、痺れて、「こんなにカッコよくてギターも上手で、
ゴッドタンではどんな気持ちで「ジェッタシー、ヘブリカン、ダブリタン」って歌ってたんだろ・・・」と思ったほど。(マジ歌も大好きです。)
「昔からのファンに喜んでもらえるように」。そしててるきんランド。
今回のマカロワのインタビュー時に藤井さんが何度もお話しされていた「後藤くんの昔からのファンの方に喜んでもらいたい。」という言葉。
きっと、あのビルボード横浜の会場にはたくさんのそういったファンの方がいらしたのでしょう。
グッズやオリジナルフード完売ということからもどれだけファンの方が楽しみにしていたかわかります。
もちろん、ファン歴が長い方だけではなくて、ここ何年かでファンになった方もいらっしゃると思います。インストアイベントでもいらっしゃいましたよね。
そういう方は、若手時代の後藤さんのステージを見られなかったでしょうし、初めてこんなに近くで後藤さんを感じられたことがまた嬉しかったのではないでしょうか。
そして、今回のマカロワリリースに伴い立ち上げられたてるきんらんど
SNSを全くやらない後藤さんが、このてるきんランドでは日々の生活やマカロワについて色々と発信していらっしゃいます。
CDマカロワ初回盤に封入されていたシリアルナンバーを入力することで、ファンの方もコメントの書き込みが可能です。閲覧のみなら、シリアルナンバーがなくてもどなたでもできます。
ライブが終わり、家に到着した私も感想を書き込もうとパソコンを立ち上げ、てるきんらんどにアクセスしました。
すでに後藤さんはライブの感想をアップしていました。
私もコメント欄に入力。他のファンの方の感想を読んでいました。
その間ずーーっと、コメント欄には「他の方が入力中」の表示が。
たくさんのファンの方が思いの丈を入力されている真っ最中でした。
横浜でライブ参戦した人、大阪でライブ参戦した人、両方とも参加した人、配信で見た人、そして、ずーっと昔から後藤さんを好きだったんだろうなーという人たち。
皆さん口々に「最高だった」「後藤さんを好きでよかった」と書かれていました。
それを見た私は、なぜか涙が出ました。
藤井さん、あなたが言っていた「昔からのファンの方に喜んでもらいたい」という夢は叶いましたよ。あなたの夢がこんなに多くの人を幸せにしています。
本当にこんな素晴らしいライブと、アルバムをありがとうございました。
そして、てるきん、本当に最高でした。ありがとうございます。
コロナ禍でコールアンドレスポンスやてるきんと一緒に歌ったりできなかったのが唯一の心残りです。またコロナ終息後にやってほしいです。あと、リズムとルールのファルセットバージョンが聴きたいです。
と、いう思いを伝えたくて、このブログを書きました。
いやーとにかく素晴らしかった!めちゃくちゃエンターテインメントだったー!
セカンドアルバムとライブツアーもぜひお願いします!
ここまで読んでくださりありがとうございました。双六問屋でした。
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