皆さんこんにちは。双六問屋です。
みにきてくださりありがとうございます。
先日「東京30人弾き語り」というイベントを見に行き、とても感動したので感想を書きます。
ちなみにこのイベントの配信ライブは、11月22日まで買うことができます(アーカイブは最大1ヶ月)
→配信販売期間延長になったそうです!!!
ので迷っている方はおすすめです。情報や詳細、販売リンクは全てこちらの公式サイト(主催者 ボギーさんのブログ)をご確認ください。
せっかくなので「このミュージシャンにもでてほしい!」という個人的リクエストも書きます。
「東京30人弾き語り」とは?
まず、このイベントについて紹介します。
ヨコチンレーベルを主催するミュージシャン、ボギーさんが企画する音楽イベントです。
(福岡でも開催されていて、福岡では40人弾き語りとのこと)
そのタイトル名の通り、豪華30人のミュージシャンが出演するこのライブ。
決まりは3つ。
1. 一人一曲ずつ歌う、「一曲入魂」
2.自分の順番が出てきてステージに上がったら、番号と名前を言ってから歌う「のど自慢スタイル」。
バンドに所属している人はバンド名も言う。
3.ギターは、ステージに置いてあるボギーさんのを使う。
つまり、1番から30番までのミュージシャンが1人ずつ順番にステージに出てきては、ステージに置かれているボギーさんのギターを使って歌い、そしてはけていく。
ステージには、演奏者たった一人。
これで30通りのステージを見ていきます。
出演者は、元々発表されていた30人、プラス、飛び入り参加の3人で、計33人でした。
飛び入り参加は、15番目の小棚木もみじさんのステージ後に、ボギーさんから「このステージで歌ってみたい人!」という呼び掛けがあり、そのコーナーで手を挙げた方たちです。
皆さん、飛び入りとは思えないくらい素晴らしかったー!!
客席は、限定100人。配信あり(11月22日まで配信チケット購入可能。アーカイブは最大1ヶ月)
会場、前の数列には椅子がありましたがほとんどが立ち見でした。
18:30会場、19時開演。終わったのは23時。計4時間!!
配信買おうか迷っている方、おすすめです。家でゆっくりお酒飲んだり、お菓子食べたり、好きなタイミングでトイレ行きながらゆっくり味わうのもすごくいいライブなのでぜひ!!
東京30人弾き語り 感想
めちゃくちゃ見てよかったです。感動しました。
4時間のステージって、長いと思いますよね?でも、あっと言う間でした。
ボギーさんがオープニングで「ジェットコースターと一緒。始まったらすぐ終わる!」とお話されていたのですが、本当にその通りでした。
シンプルなステージだからこそ、それぞれのミュージシャンのことがすごく伝わってきます。
4時間まったく退屈しなかった。
普段は音楽をやっていない方も、大ベテランのミュージシャンも同じ舞台で同じギターを弾く。
こんなに音楽って自由で、色んなものがあるんだってことにまず感動しました。
ミュージシャンの方も「今日をすごく楽しみにしていた」と話される方も多かったです。
ここからは、私が特に感動した3名のアーティストについて感想を書きます。
佐古 勇気さん
出場順7番目。
大好き佐古さん!私は佐古さんのファンで、今回の東京30人弾き語りのことを知りました。
佐古さんが参加すると知った1分後にはチケット買ってた・・・。
佐古さんは、ボギーさんから「ぜひこの歌で参加してほしい」とリクエストをもらったお話されていました。その歌が「ライブハウスの妖精たち」。
サブスクでも配信されています。 https://linkco.re/3pt5CU5Z
佐古勇気さん X (旧Twitter)はこちら
コロナ禍で作られたこの歌。曲の最後まで聴くとわかりますが、コロナ新規感染者の「陽性」と「妖精」の言葉がかけられています。
ライブハウスが教えてくれたこと。音楽の素晴らしさ。これまでも、これからもライブはどこかで誰かの人生を変えていること・・・全てのライブハウスがまるで悪者のように扱われた時期に作られたこの歌。
長いコロナ禍がやっと終わり、30人のミュージシャンが出演する、お客さんが満員の会場で聴くこの歌、すごく感動しました。あの場所にいたお客さんやミュージシャンの方たちもきっと色々思った方がいたんじゃないかな。すごくライブ好きの方たちが集まった空間だったから。
佐古さんが歌い終わった後、私の後ろのほうから「ライブハウスのようせい・・・・」「いい歌・・・」って呟いている声が聞こえてきました。私もそう思います。
この間、他のライブでも、佐古さんが歌い終わった後、「え?!この人めっちゃいいじゃん、何?!」ってなぜか半ギレのように呟いていたサラリーマンの人いて笑ってしまった。わかる、佐古さんいいよね。
佐古さんの「たより」もすごくいい歌です。私が撮影した動画で恐縮ですが貼っておきます。
長久 允さん(映画監督)
出場順11番目。
今回、頭かち割られるくらい衝撃を受けたのは、長久さんの歌でした。
いや、まじ聴けてよかった。
長久さんは映画監督で、普段は全然音楽を作ったりはしないそうです。
音楽を披露するのはこの30人弾き語りだけとのこと。
この歌、音源化しないのかな・・・しないんですよね多分。
それならなお、あの場所で見られてよかった。
曲の内容書いていいかわからないので、ボギーさんのツイートを載せておきます。
フルは、ぜひ配信で見て下さい。
一番目の動画(長髪で、紫色のTシャツの方)が長久さんです。
始まりから3/4までは普通に聴いてたんですが、あるワードが出てきて、大衝撃受けました。
衝撃すぎて「え?!今なんて言った!?」って最初思ったくらい。
その後から、この歌を見る目(聴く耳?)がガラッと変わってしまって、一気に惹き込まれてそれからずっと忘れられない。
色んな人が長久さんのこと絶賛してて「やっぱりそう思った人多かったんだー!」と思いました。
長久さん、またライブやってくれないかな。見に行きたいです。
下津 光史さん(踊ってばかりの国)
出場順20番目。
下津さん、すごかった。圧巻でした。
こちらの動画も、先程のボギーさんのツイートに載っています。
2番目の動画、ニットキャップを被っているのが下津さんです。
私はGEZANというバンドがすごく好きです。
下津さんがボーカルを務めるバンド「踊ってばかりの国」とGEZANは何度か対バンしています。
そのつながりから、下津さんのライブを映像で見たことはありましたが、生で見るのは初めてでした。
思っていた何倍もライブがすごくてびっくり。
下津さんが歌っている瞬間、会場が光と音楽に包まれていた感じ。
なんか、教会で賛美歌聴いているみたいな。
下津さんから目がそらせないし、なんか光に包まれるし、あんな空間初めてだった。
そら、人気すごいわなって感じでした。
あと、MCがすごくよかった。
「こんなに『効率化』『効率化』と叫ばれる時代に、こんなに非効率なイベントはない(笑)毎年、できるだけ参加しようと思っている、すごく楽しみなイベント」と話されていました。
お客さんの空気に何度か泣きそうになりました
この日のライブ、ミュージシャンだけではなく、お客さんの空気もすっごくよかったし、そこにも感動しました。何回か泣きそうになったくらい。
私は年間30本くらいはライブに行くのですが、こんなにあったかい空間ってめったに感じたことないかも。
あの場所にいるお客さんたちみんなが、音楽を楽しんでいたし、笑っていたし、拍手していた。
前のめりに楽しむ姿勢でミュージシャンを迎えている感じがしました。
名前を呼んだり、拍手したり、手拍子したり、声かけたり。
ワンマンライブでもないので好きなミュージシャンだけでるわけでもないし、長時間ライブなのに、本当にすごい。ずっと楽しかった。
私、あの会場にあのお客さんたちといられて楽しかったです。ありがとうございました。
今回紹介した3名の出演者の方以外も、もちろん皆さんそれぞれ素晴らしかったです。
本当は、一人ひとり書きたいくらい。ただすごく長くなっちゃうのであきらめます。
ここからは、今後このイベントにぜひ出てほしいアーティストを書きます。
東京30人弾き語り、この人にもでてほしい!
新妻 望さん
一人目はシンガーソングライター、新妻望さんです。
現在、関東のライブハウスで活動されています。
繊細な言葉を紡ぐ新妻さん。
とにかく全ての歌がいいので聴いてみてください。
代表曲 「ナイフ」公式MVはこちら
ナイフ、ライブでの弾き語りの動画はこちら(私が撮影したもので恐縮です)
新妻望さん X(旧Twitter)はこちら
新妻さんについてはこちらでも書いています。ぜひごらんください。
グッナイ小形さん
音楽を手掛けた映画が、今年は3本発表になったグッナイ小形さん。
関東のみならず、全国のライブハウスをまわっていらっしゃいます。
有名人の中にもファンは多く、キングアンドプリンスの高橋海人さん、先日キングオブコントで優勝したサルゴリラ赤羽さんなどは色んなメディアで小形さんの名前をあげていらっしゃいます。
小形さんの作る歌は、本当にいい。特にライブがいいです。伝わってくるものが多すぎて、涙があふれてしまう。
小形さんの代表曲「きみは、ぼくの東京だった」
小形さんは路上ライブも数多くされています。その様子はこちら
グッナイ小形さん X(旧Twitter)はこちら
小形さんについてはこちらでも書いています。ぜひごらんください。
叶芽フウカさん
最後に紹介するのは、叶芽フウカさんです。
叶芽フウカさんは世界を変えるために歌っています。ラブソングでは世界は変わらないから、いのちだけを歌いたいそうです。
弱冠20歳。関東を中心に精力的にライブを行い、今年は大阪や名古屋への遠征も果たしました。
先日はジョニー大蔵大臣さん(水中、それは苦しい)との2マンライブも大盛況。
MAPAとゆるめるモ!ライブのオープニングアクトを務めるなど、光の速さで駆け回っているアーティストです。
本人いわく「東京のシンガーソングライターで一番、へん」とのこと。最近はバンドもなさっています。
叶芽フウカさんの企画ライブより「祝祭は突然に」(私が撮影したものですみません)
もう一つ、私が好きな歌「達観者」
叶芽フウカさん X(旧Twitter)はこちら
叶芽フウカさんについてはこちらでも書いています。ぜひごらんください。
最後に 東京30人弾き語り、素晴らしい夜をありがとうございました
いやー、本当に楽しかったです、東京30人弾き語り。
緊急入院から復帰された石川浩司さんのパフォーマンスも良かった、知久寿焼さんが歌ったのは私の大好きなmacaroomの提供曲でテンション上がった、工藤裕次郎さんが歌う羊羹のブルースは緊張と緩和がすごかった、「緊張しているけど僕が一番だと思って歌います」と話した折坂悠太さんの素晴らしさ、すごいとは聞いていたけどそれ以上だった小棚木もみじさんの歌の良さ、チャーミングさ!!!・・・・きりがないので終わります。
もし配信ライブの購入迷っている方がいらっしゃったら、おすすめです。
111月22日まで購入可能で、アーカイブは最大1ヶ月だそうです。
東京30人弾き語り 公式サイト(主催 ボギーさんのブログ)
→配信販売期間延長したそうです!!!
企画のボギーさん、ミュージシャンの皆さん、あの時ものすごくあったかかったお客さん、この記事を読んでくださった皆さん、どうもありがとうございました。
もし何か感想がありましたら、ぜひコメント欄に書き込んでください。
あと、最後にミュージシャンの方にお願いがあります。
どうか、健康に気をつけて歌い続けてください。
今年、ミュージシャンの悲しいニュースがとても多く、私も落ち込みました。
ファンは皆一緒に年をとっていきたいと思っているのでどうかよろしくお願いします。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
双六問屋でした。
コメント