2026年3月29日。高円寺パンディットで開催された『この空は ガザの空ともつながっている』を見に行ってきた。行ってよかったし、見に行く人増えてほしいから感想を書く。
配信もあったので写真も動画も撮ってない。
配信はまだ買えます。リンクはこちら。
※生配信終了後14日間、4月11日(土)23:59までアーカイブ購入可能(購入後2週間視聴可)
https://pundit.jp/products/26p1-3-29

ミュージシャン にたないけんさんと、ジャーナリスト藤原亮司さんが2024年12月から、全国で不定期開催してるイベント。
藤原さんがガザ侵攻の経緯や現地の情報などを話してくれるパート、それからにたないさんやゲストミュージシャンによるライブのパートで構成されている。
今回は3人のトーク、お客さんからの質問コーナーもあった。
(質問コーナーめっちゃよかった)
この日のゲスト miyamoさんのウクレレ弾き語りもすごく素直ないい歌だった。
ご本人は緊張するとお話されていたけど。「春辺 はるべ」っていいなあ。
このイベント、基礎知識全然なくてOK。普段ニュース見なくても、なんか気になってたけどよくわからなかったからほっておいた人でももちろんOK。むしろ、知らない人が0から知るのにいいイベントだと思う。
基礎用語とか地図を書いたチラシもらえたし。
にたないさんの歌が聴きたいだけの人でも、藤原さんの本読んで会ってみたいって人でも、ようはどんな人でも参加OKのイベント。
投げ銭は、ガザへ寄付される。
私は、初回に参加して今回が2度目。
ガザって遠いし、私の知人が住んでるわけじゃない。
正直に言うと普段生活してたら忘れてしまう。 他人事で生きていくこともできる。
でも、何かしたいなと思ってる。
それは、初回のライブで藤原さんと話した時のことを忘れられないから。
「藤原さん、なんでずっとあきらめずに取材を続けられるんですか?」と質問した。
藤原さんはほんの一瞬考え込んで「もう関わったからですかね」と口にした。
「でも、しばらく行ってなかった時期があるんですよ。僕がガザに行っても何も変わらないと思って」
その後の言葉。
「自分が無力だと思っていた時期を後悔している」

藤原さんから、ガザ侵攻の歴史、今報道されていることと現地情報の乖離などを聞き、藤原さんの親友、サミールさん家族の過去の動画を見せてもらう。
「普段俺達が食べているものしか出せなくてごめん」と言いながら精一杯の料理を振る舞うサミールさん。
サミールさんと遊びたがるかわいい子どもたち。
現在では、視力を失った子、負傷した子もこの映像の中では笑っている。
その後にたないさんが「僕はミュージシャンだから、誰かが僕を知ってるってことがどれだけ力が湧いてくるか知ってる。ガザに住んでいるサミールさんの娘さん、サラに、まだ会ったことないけど伝えたい。僕は君を知ってるって。」って話したあと『クロール』を歌った。
私はめちゃくちゃ泣いた。全然他人事じゃない。
この世界では、6人辿れば世界中の誰とでも繋がれるっていう説もある。
私は、にたないさんを知って、藤原さんを知って、ただそれだけでガザに生きてる人のことを知った。近い。
そして、今、ここも火薬くさくなってきている。
今回、お客さんから上がった「私達にできることは何ですか?」という質問に対し
藤原さんからの回答は「広めること、忘れないこと、どこか気にかけておくこと」。
今回の企画に参加して、藤原さんが教えてくれたことの100%がわかったわけじゃ全然ない。
30%もわかってないかも。でもそれでいいと思ってる。知ったら、この先何か選択できるかもしれない。
以前、私の友人が伝えてくれた言葉がある。
「亜子ちゃん、亜子ちゃんが自分じゃ絶対解決できないと思ってる悩み、できたら話してほしい。
それを聞けたら自分の頭の片隅に絶対ずっとあるから。そしたら、亜子ちゃんの頭では思いつかなかったことが、自分にいきなりひらめくかも、運転してる時とか、寝る前とかに。一人では無理でも二人なら解決できるかも。」
そう言われた時、すごく嬉しかった。そこからお互いにそうするようにしてる。
知らないままだと、怖いのが大きくなるし、思考停止することがある。
知ったら、ビビらなくなるし、選択できることも増える。
知っている人が多くなったら、色んな考えも生まれるし、助け合うこともできる。
イベント、行ってよかった。継続して開催されていることが本当にすごい。
この日、にたないさんが歌った『サーベルタイガー』、めっちゃよかった。
音源化されてないから、細かい歌詞違うかも。すみません。
君に渡したいものがあるんだ まだ少しはあたたかいはずだよ


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